勝手がお好き!!~徒然満載

ゲーム依存症の創作好き

2014-01-01から1年間の記事一覧

魔法使いになりたくて 転生偏2-1

まだ、初日で誰ともなじめない。そんな中で昼食を自分の席でとることにする。すると後ろから声が聞こえてきた。 「君がミラー=レルゼンだね。ずっと待ってたんだ。席を替えよう」 「お兄ちゃん。誰?」 とミラー。 「俺はカシオネ、カシオネ=フォレスト。…

魔法使いになりたくて 転生偏1-2

空き部屋の教室で二人はしゃべってた。 「そっか、今日ミラーは八歳になったのか」 とカシオネ。 「うん」 とミラーが笑う。 「なら一歩前進しよう」 顔が近づいてくる。いつもの口付けがくると思ってたミラーは口が割られ舌が入ってくるのにびっくりしてカ…

魔法使いになりたくて 65

お互いがお互いの命をかける約束を交わして以来二人は怖いほど落ち着いていた。 降格したエンジェルたちも何も言わない。トクマは再び魔法庁勤務に戻り、忙しいみたいだ。エンジェルから謝罪として人形が贈られてきていた。手をつないだ男の子と女の子。死さ…

魔法使いになりたくて 62

「あつっ、はぁはぁはぁ」 のしかかってくるカシオネもおなじ息の荒さだ。それが一緒に整っていく。やっててこの瞬間が一番好きだったりする。一緒に心臓の音も静まっていく。 「子供ほしー。そしたらこんなに、求めなくてすむかもなのに」 ミラーは頭を抱き…

魔法使いになりたくて 61

「ミラー、欲しい」 「カシオネ、今日は休みよ。もっとのんびり寝てからで…んくっ」 口を塞がれるミラー。こうなるとなし崩しだ。ミラーはされるがままに逆らえない。 サンドラが魔法で鍵を開けたのか、入ってくる。テルジスと一緒だ。 「カ、カシオネ。サン…

魔法使いになりたくて 30.5

ガバッと起きるカシオネ。 「ふーっ、これで一週間か」 とカシオネは独り言を言う。あれだけ大事にしたいのに夢でミラーを犯す。相手の気持ちも聞かずに無理やり… 「たまんないな…」 たぶん、自分はミラーを愛しているのだ。おそらく、ミラーも少なからず、…

魔法使いになりたくて 58

「んー、カシオネ?」 口付けをしてくるカシオネ。そのまま服が脱がされていく。 「徹夜勤務じゃなかったの?」 「ああ、今帰ってきた。どうせ朝食、取らないのだろう。このままいかせろ」 「カシオネは三食抜いてるでしょう?何か作るわ」 「やだ、お前が欲…

魔法使いになりたくて 56

「ミラー!行くなそっちは駄目だ」 「カシオネ、カシオネ!起きて」 「大丈夫?かなりうなされてたよ」 「ミラーがいなくなる夢を見てた。それもたぶん死んで…」 「大丈夫よ。先には死なない。約束でしょう?」 そういうと優しくカシオネを抱きしめるミラー…

魔法使いになりたくて 55

「おいで、ミラー」 ミラーは静かにカシオネの中に沈んでいく。腰を動かすより突き上げてくる力の方が大きく、痛みと激しさとを感じながら達する。抜いてカシオネに倒れこむミラー。 「やっぱり犯す方が性にあってるな」 そう言うとミラーを抱えて位置を変え…

さな02

それは正月もすぎ、月半ばの頃だった。外ではドラム缶に薪をくべ燃やしていたがさほど温かみの役にはたたない。籐蛇芳樹(とうだよしき)の連れという立場だけでなにもしていないさなが火にあたることは許されなかった。芳樹自身も火にはあたらない。火にあ…

さな01

さなにはどうしても好きな相手が居た。小3の時、森に迷った。私を助け出してくれた人。あのままだったら遭難届けがでてたろう。歩けなくなっていた私を負ぶって森を抜け家までとどけてくれたひとだ。名前を籐蛇芳樹(とうだよしき)と言って5つ上の人だった…

魔法使いになりたくて 52

ミラーが上着を脱ぎ。胸を絞る。子供が生まれたのだから当然なのだが胸が張って仕方がない。ビンにミルクを搾り出していた。届けてもらえば飲ませてもらえるのか?そんなことも考えるが、雑菌が入ってても困る。捨ててしまうのが無難だろう。 鍵が開く音が聞…

魔法使いになりたくて 50

二人は休みをとってカシオネの家にきていた。 「そういう訳で俺たちには子供はできない。早すぎるけど確定してしまった事実なんだ」 とカシオネ。 「そっか…末っ子のお前が一番錬金術を好きだった。楽しみにしてたんだが…別れる気はないのだろう?」 「ない……

魔法使いになりたくて 47

「お前の中に腕沈めていい?」 カシオネが聞く。 「それって…怖いよ…」 とミラー。カシオネとの間では対外の体位を経験していたが、それでも思い切った提案だった。 「子供の生まれてくるところだから入らないわけじゃない」 「わかるけど、少しだけ時間頂戴…

滅茶苦茶にされて…でも…

川で小3の時、溺れかけた。いや溺れた。 それを助けてくれた少年がいた。 千恵子はそれ以来、その少年を見続けていた。 見続けている間に名前も知った。歳も知った。 5歳上のその少年はどんどん素行が悪くなっていった だれも近づかないような不良グループの…

魔法使いになりたくて 35-1

ミラーたちは三年生になっていた。そして例のごとく六人が呼ばれる。 「今回はねー、二つ仕事が来てるの。ミラーたちとサンドラたち四人に分けるか迷ったんだけどミラー、カシオネ。ミラーはサンドラ側へカシオネ、アガルス側へついて三人で仕事をこなしてく…

魔法使いになりたくて 35

ミラーたちは3年生になっていた そして例のごとく6人が呼ばれる 「今回はねー2つ仕事が来てるの ミラーたちとサンドラたち4人に分けるか迷ったんだけど ミラー、カシオネ。ミラーはサンドラ側へカシオネ、アルガス側へ ついて3人で仕事をこなしてくれる? そ…

魔法使いになりたくて 33

一年間の基礎訓練を終え六人は二年生になったところだった。二年になると真っ白なブレザーが支給され、それが制服となったが、実践が多いことで六人は大方、ジャージを着て過ごしていた。 ミラー、カシオネは事務室に呼ばれていた。どうやら白魔術師学校は白…