勝手がお好き!!~徒然満載

ゲーム依存症の創作好き

魔法使いになりたくて 転生偏2-1

まだ、初日で誰ともなじめない。そんな中で昼食を自分の席でとることにする。すると後ろから声が聞こえてきた。
「君がミラー=レルゼンだね。ずっと待ってたんだ。席を替えよう」




「お兄ちゃん。誰?」
とミラー。
「俺はカシオネ、カシオネ=フォレスト。代々錬金術を続けてる最強にて最悪な錬金術師一家の末っ子。そしてここが俺の席、覚えいて置いて、今から二年間一緒に食事をしてほしいからね。おれは10年上の10年生になる」
「お兄ちゃんと朝も昼も夜も?」
と不思議そうな顔をする。
「待たないと言ったろう?と言っても忘れてるね…俺は君にとって残酷でひどい人間になるけど、朝も昼も夜もだよ。そして一緒に勉強もしよう」
それだけ言うと手にキスをする。食事をしながら
「お兄ちゃんと一緒に食べるのどきどきするね。10年も先輩なのに今日逢ったきがしないし、残酷ってなに?ひどいことは嫌だけどお兄ちゃんは大丈夫。そんな気がするんだ」
と無邪気な笑顔で笑う。
「最初に学校に来て君を探した。でもいなかった。だから飛び級せずに一年一年待った。今年やっと出会えた。神様ってのは残酷だ。残酷っていうのは辛い思いをさせると言う事だよ。とりあえず俺の彼女になって他の男と余り仲良くなってほしくない」
「彼女って?」
「俺の特別な人」
ミラーは首をかしげながら
「お兄ちゃんはミラーにどうしてそんなにこだわるの。ミラーのこと何も知らないのに?」
「それはわからないかもしれない。前世で愛した人なんだよ君は。ただ愛してる。始めてでもそれだけは迷わず言える。ところでミラーはどんな魔法使いになりたいの?」
「魔法使いになって戦ってる夢見るの。傍らに大事な人がいて自分もその人も死んじゃうんだけどね…そういえばお兄ちゃんに似てるね。戦える人になりたいかなー」




授業が終わって学習室の前で待つカシオネ。ミラーはカシオネを探してきょろきょろしている。
「ミラーこっち」
「お兄ちゃん」
一緒に入っていく。
「いつもこの席で勉強してるから隣に来て欲しい」
「毎日?」
「毎日ありったけの時間」
「ミラー休みたいな。娯楽室にも行ってみたい」
「土曜の午前中は俺も休んでるよ。一緒に休もう」
勉強していると隣でこっくり、こっくりしているミラーがいる。
「11時半かぁ。一年生じゃ寝ちゃうな」
と優しげに笑いながら抱き上げる。事務室に行き部屋を聞く。寮の裏で触れるような口付けをし部屋に連れて行って寝かせる。みな眠っている。もう一度口付けをしカシオネは自室に戻った。




次の日の学習室で、しばらくするとミラーがいう。
「ここ、わからない」
「ミラー、ノートを見返してごらん。駄目なら先生のところへ行く。それでも駄目なら教えてあげるよ」
カシオネを見るミラー。
「何?」
「お兄ちゃん勉強できるでしょう?」
「トップをはずしたことはない。何故?」
「だってできる人の台詞だもん」
「ミラーだってトップクラスを維持できるよ。頑張ってごらん」
「はーい」
ノートを見返したらわかったらしく黙々と進める。ミラーを見て思わず頭をなでるカシオネ。見上げるミラー。
「勉強の邪魔だね。ごめん。ただ愛しくて」
「前世のミラーはなんで死んだの?」
「君の夢のままだよ」
とカシオネが寂しそうに笑う。
「夢が事実?」
と不思議そうなミラー。
「記憶のかけらだね。勉強しよう」




最初の土曜の午前中。
「娯楽室行きたいって言っていたね。こっちだよ。ここが一番空いてると思う」
入っていくとルームメイトのネーナがいて一緒に遊ぼうという。だけど何か気分が乗らなくて断った。
「お兄ちゃんは娯楽室でも、教科書を開くの?」
「なんかまずいかい?」
「外に出る」
「ついておいで」
そこは牧場だった。
「ここらならねっころべる」
「んー、気持ちいい」
少し寝ようというとミラーを抱き寄せる。まだ小さいミラーを感じ取りながら
「いやかい?」
「ううん心臓の音がとくんとくんって気持ちいい
…でもこの音ミラーどこかで知っ…て…る」
「結局、君は寝ちゃうんだね」
とカシオネが笑い。口付けをした。




「ミラー、ミラーお昼だよ。食べに行かなくっちゃ」
「んー、どっちでもいいのにぃ…」
「食べなきゃ駄目だよ。抱いて戻るかい?」
「それは、恥ずかしい」
「じゃあこれは」
顔が近づいてきて唇が触れる。ミラーの口を割って舌が入ってく。るあまりのことにびっくりして抵抗するミラーを押さえつけ舌ははう。しばらくするとミラーは恍惚となってカシオネを受け入れていた。
「きつすぎたかな。ごめんね。ミラー」
しばらくは無言の時間が続いた。ミラーは我に返ると
「残酷って、このこと?」
「うん。君は俺の側で、人より先に大人になるしかない…」
「それから二人の秘密ね。ばれたら独房に入れられる」
「独房?」
「真っ暗で無音で狭くて水しかないところ。口付けくらいまでは許されると思うけど、君には早すぎるから」
「うん」




カシオネはそれをきに誰もいないと、抱きしめてきたり、口付けをしてくる。でも時々不安そうな顔もする。
「ミラー俺が嫌なら、離れてもいいんだよ?君には普通の女の子として生きる権利がある」
それを言い出したのは正月空けての学校が始まった頃だった。
「どうして?ミラーはカシオネの側に居ると安心するよ。好きか嫌いかわかんないけど、でもミラーはカシオネの彼女なんでしょう?好きか嫌いか確かめる方法なんてある?」
「ミラーが俺の欲望に耐えれるかどうかだよ」
「欲望?」
「今度の休みに教えてやる。俺はひどいことをするよ。それでもいいと思うならついておいで」
ミラーはさすがに不安そうな顔をしながらそれでも笑う。その姿が健気でカシオネは人目もはばからず抱きしめた。




土曜の朝、約束の日が来てミラーは森に連れて行かれる。結構、深くまでいくと一つの小屋が木の上にあった。昇らされると結構広い。
「お兄ちゃんが作ったの?」
「そうだよ。ずーっと昔ここが俺たちの愛の巣だったから」
「愛の巣?」
「あの頃は宝物のように大事にしてた。でも今日は…」
そういうと口付けをしてくる。小さな舌がカシオネを求め動く。カシオネは本気で口づけをした最初の日のように。そうすると恍惚としてもう動けない。
それを寝かして上着を脱がせ下着を持ち上げる。膨らんでない胸の乳首を片手ではじき片方を舌で転がせる。
「ひゃー、ああっお兄ちゃんやめて何してるの?」
とミラー。
「愛してる。ミラーを求めてる。もう止まらない。耐えて」
「やだ、お兄ちゃん。やだ、駄目、変になる」
「本当に変になるのはこれからだ」
そう言うと下の下着をはぐ。
スカートを巻くり上げまだ剥けてもいない大事な部分に舌を伸ばす。
「おにいちゃん、痛い、許して…痛いよぉ、痛いよぉ」
「ならここは?」
ちいさなまんこを愛撫していく少し尿道を刺激してやると失禁してしまった。
「やっぱりミラーには辛いよね…そう言いながらまた舐め始める。舌が膣を割る愛液があふれる。
「小さくとも女なんだね。始めて知ったよ」
そう言いながら舌を再びつける。振動させるよう舐める舌の動きに
「ああっ、お兄ちゃん、駄目、また変になりそう。ああああっっ。」
「ちゃんといけるんだね。指入るよ」
「つっ、あああっ。あん。お兄ちゃん、お兄ちゃん、あーーっ」
しばらく座って見ているカシオネ
「はぁ、はぁ、終わり?」
「いや、息が整ったら地獄の始まりだよ」
そういうと六歳の膣に16歳の男のものが突っ込まれる。
「ひっ、痛いっ、や、いや」
逃げようとするミラー。引きずり戻され逃げた姿勢の後ろから腰を捕まえられて逃げれなくなる。
「いやーっ、許して、お兄ちゃん、許して、やめてーっ」
上下運動が早くなる。もうミラーの悲鳴は聞こえないあえぎもしない。ただ呆けたように涙だけ流して、受け入れるミラーがいた。ぬくと愛液と一緒に大量な血液があふれ出す。
「ミラー?意識はあるかい?午後はこのまま休むといい。夕食前に迎えに来るから一人で思う存分泣くといい」




夕方、戻ってみると仰向けになっただけでそのまま侵された状態のミラーがぼーっとしていた。
「おい!ミラー大丈夫か?正気はあるか?ミラー、ミラー」
「なんで泣くの?こうしたのお兄ちゃんだよね」
「ああ、すまないミラー悪いのは俺だ。憎んでいいから」
「お兄ちゃんの気は済んだの?」
起き上がるミラー、ボタンをひとつひとつかけながらカシオネが言う。
「毎週でも、いや毎日でも抱きたい。気がすむことはない…」
「ミラー慣れるかな…」
「…受け入れてくれるのか?ミラー…」
「う…ん。ミラーはお兄ちゃんの彼女でだから大人の体験もしなきゃならないんだよね」
と笑う。抱きしめて
「すまないミラー傷つける事にしかならないのに、それでも俺はお前を愛してる」




それから毎週のように抱く。カシオネにはミラーの全身を愛撫する余裕が出ていた。ただ耐えるミラーも少しずつ体が慣れてきて痛みにも耐性ができ愛される余裕がでてきた。ミラーはキスマークを隠すために首の隠れる服を常日頃から着るようになり、二年の月日はあっという間に過ぎた。
「愛してる。ミラー。休みになったら訪ねてきてくれ」
と住所を渡す。カシオネは卒業していった。


















転生編1-3
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転生編2-2
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1
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4.5
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17
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本編終了 継続あり

上級生偏
25
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30.5
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白魔術学校偏
32
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35-カシオネサイド
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社会人偏
36
http://sns.atgames.jp/diary/25246894

38-エンジェルサイト
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交流偏
39-1
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39-ミラーサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25291670

39-カシオネサイド
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67終
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外伝 エンジェルとトワイヤル
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カルラナ偏
68
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82終
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転生編1-1
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転生編2-1
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転生編 3-1
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転生編 4-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140502

転生編 5-1 
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140505

転生編6-1
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転生編 7-1
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転生編 カシオネ
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転生編 ミラー
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終章
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