勝手がお好き!!~徒然満載

ゲーム依存症の創作好き

魔法使いになりたくて 転生編 5-2

噂はあっという間に広がった。教室に入れば人殺し、人殺しの連呼だ。それも先生がくるとピタリと止まる。
「何故、ミラーは人殺し呼ばわりされているんだ?知っているものがいるなら答えろ」
と先生。そんな話が三ヶ月も続くとただの噂ではすまされなくなる。三人の先生が来て
「今日こそ事情を知ってるもの話なさい。でなければ一人一人の頭を覗きますよ」
一人が立って
「だってミラーを連れてった全員が行方不明なのよ、関与してる可能性大だわ」
「何故、ミラーを連れて行ったのですか?連れて行ったと思うのですか?」
「そ、それは言えません」
「今の話を知ってるもの全員立ちなさい」
シーンとして誰も立たない。
「裏切り者!クラス全員で決めたことじゃない!」
「裏切ってるのはどっちだよ。しゃべっちまいやがって」
「少なくとも二人は原因を知ってるわけですね」
ビクンとする二人。
「覗きますよ。いいですね」
「やめて先生、そんなことしたら次に殺されるのは私だわ」
「私が殺させません」
と先生の手が三つ頭の上に乗る。
「これは…」
「ミラー、頭の中を見せなさい」
「勝手にどうぞ」
ミラーは投げやりだった。ばれるなら退学も仕方ないが、拒否してもクラスの子の記憶をみた今、先生の頭ではある程度、想像しているだろう。
「これは…暴走ですね。杖も使ってない」
「はい…家にどう戻ったかも記憶にありません」
「でも…これは先生達で会議をかけなければなりません。それにしても…貴方の家は特殊な事情をもっていますね」
「本来の家には戻れないものですから拾われたんです」
「ですが、健全とは言いがたい関係ですよ」
「先生なにが健全なのですか?私は人間として生まれて、魔女として疎まれて、この学校にはいりました。行く当てのない私を手元に置いてくれた人です。それが今では異常なことかもとは気付いてます。でも先生の言うような健全な生活が人間にもなれない魔女にもなれない、私に本気でできると思いますか?それって幸せを手にした事のある人の台詞です先生」
「……ごめんなさい。家庭の事情はとやかく言わないわ。初潮はまだなのね。妊娠の危険はないけど辛かったでしょう」
「ちょっと妊娠ってなによ。痛めつけるって言ってたじゃない」
「女痛めつけるのは一番だろうが」
「やめなさい!」
「そうだやめるんだ。一つ間違えば死んでたのはミラーだ。ミラーは身を守ったにすぎない。ただ犠牲が多すぎる。それだけだ」
「多いって20人以上の行方不明って全員関与してたんだ…」
ストンと座る女子生徒、まるで人事のようにショックを受けている。クラスはしばらく女子と男子で喧嘩が耐えなかった。




ミラーは結局過去のぼりで当時の体力診断までさせられ、肉体的にも精神的にもギリギリだったことが証明されて、今回はお咎めなしとなった。それで充分だった。もう学校で恋愛はしないだろう。私が大人になるのを待っている人が居る…それで充分だった。そしてガヤガヤ煩い八年生を飛び級した夏には10年生だった。カシオネには上級生にこれ以上交わることを反対されたが、八年生から戻れるわけでもなし、突き進むしかないとミラーは思っていた。




「例の女だろ20人以上皆殺しにしたっていう。怖いねぇ」
「近寄らないのが一番よ。先生びいきされてるしさ」
そんな会話があっちこっちで聞こえるように話されてる。八年生、九年生を飛び級して10年生でもこの調子か。正直ため息が出る。だが人前でため息をついたりしない。あの事件後以来、ミラーの表情はさらに冷たいものになり、周りを圧倒する迫力を身につけた。ただの虚勢なのだが、それを感じさせるわけにはいかない。ミラー自身、あんな体験は二度としたくないし、あの時12年生のトップだと言っていた男の言う通り、魔力では負ける。どれほど術を覚えてもどれほど体力をつけても五歳の差は激しい。ミラーは11歳になっていた。一人で空き教室でのんびりしていると人が入ってくる。
「餓鬼一人くらい、いたっていいじゃん。見せ付けてやろうよ」
と男。
「もう意地悪なんだから」
といいつつ口付けをする女。餓鬼がミラーだとは知らないらしい。12年生か。出て行こうとすると
「待てよ餓鬼。性教育だいくとこまでしっかり見てけ。逃げれないように魔法かけてやろうか?」
と笑う。魔法にどこまで抵抗できるか考えていると勝手に始めてしまう二人。見ることなどなんともない。経験してるのだから。だけど強姦されてすぐ始まった初潮はいやな感覚ももたらした。からだがうずくのである。嫌悪感さへ感じるのに体は求めてる。自分の体に槍でも突き刺してやりたいぐらいだった。ひととおりすむと男が近づいてくる。
「へへーっ。餓鬼でも充分、火照るんだな口付けくらいしてやろうか」
「大地よ一人の足を滑らせよ」
ガツンと頭をぶつける。
「ちょっと彼を殺す気」
「今更一人殺そうが同じよ。学校を退学になるだけだわ。血は流れてないようだし、これで気が済んだ?私はでるわよ」
教室を後にした。他の教室に入る。邪魔が入らないように入り口に魔法をかけてミラーは眠りについた…がばっと起きる。余計なものを見せられた分体内時計が狂った。昼食を食べ損なったようだ。まぁいっかと学習室に行く。この前までは彼が居た…それがなぜか不快だった。ひとりになってほっとする。私は彼の事本当に好きだったのかな…ふと気付くと机に何か彫ってある。自分の胸と同じ剣、そしてカシオネとあの人はこんないたずらもするのかと一人で微笑む。絵をなどりながらカシオネ…貴方は何者。この剣は何?




夏休みに机のことを聞いてみた。最初の前世から変わらずそこを使っているらしい。机や椅子は変わってしまったけど、剣の彫り物は一つ前の前世のカシオネが彫ったもので1000人の人を殺し100人の人間を助けた、曰くつきの魔剣の名がカシオネなんだそうで、ミラーの胸にもついている。
「カシオネ…」
胸に手を当てる。なんてもったいないことだろう。自分の体に永遠を誓い合った人の刻印がされているのだ。不気味がられても捨てられてもそれならば仕方ない。全てを捨ててその人と一緒に走ったのだから…え?なに今の記憶、感情、私は知らない。
「ミラー?お前覚醒しかけてるのか?」
「わからない…小さい頃からデジャヴが多すぎるのは確かだけど、今、感情まで支配されかけた気がする」
「ああ、そんな感じだった。さて、寝るか」
とひょいとミラーを持ち上げるとカシオネの自室に入る。
「ちょちょっと大人になるまで待つんじゃなかったの?」
「初潮が始まったんだもう大人だろう。それに抱く気はないさ一緒に寝よう」
「…パジャマに着替えてくる」
ぽんと膝の上に置かれるパジャマ。男物でも成人ものでもない。
「もう裸体は見てるんだ。とっとと着替えろ」
真っ赤になりながら
「それでも見ないで」
と言って着替え始める。古いけどサイズがぴったし。カシオネを見上げるミラー。
「どうして私のサイズが箪笥に入ってるの?」
「俺はひどい男でな10歳ぐらいで手を出すことは珍しくないんだよ。もちろん成人するまで待つこともあるが…本当に節操なしでな。サイズは体が覚えちまった。10歳から成人した時のパジャマ全部入ってる。この家にも、もう何度となく住んでるからな…」
そういうとベッドに入ってきていきなり抱き倒すといつもの口付けがくる。そこまでだった。ミラーはドキドキして縮こまる。それを抱き寄せられる。
「抱かないといったろう。そう緊張するなこっち向け」
腕は離れる様子なく仕方なく腕の中で向きをかえる。右手がひっぱられ、カシオネの腰に添えられる。
「このまま寝てみろ落ち着くから」
落ち着くわけない。男の人に抱かれてるのに…デジャヴ…ああ知ってる。この人の腕の中は大丈夫。過去の私は何度となくこうして寝てたんだ…そのまま二人は眠りについた。




11年生になったミラーは人からはずれても、そ知らぬ顔して勉学に励んだ。さすがにここまでくると飛び級する気にはなれなかったが、気を許すと成績が落ちる。12歳のミラーにとって16歳の教育はかなり厳しい。それでもトップクラスを維持していた。他にも決闘が行われたり、箒の団体戦が行われたりしたが簡単には負けなかった。魔力も徐々に上がりつつある。でも長期戦は不利なので、いつも最初の一手に力を込める。それが余計に強く見させた。




「ミラーさんだよね。向かいの席ちょっといいかな?」
「俺はライゼル12年生だよ。君の噂は聞いてるなかなかのやり手なようだね。だけど友達はいないね。恋人も。俺は立候補したいのだけどその気は全然ない?」
「ない」
顔も上げずに即答するミラー。
「ひどいな。顔ぐらい見てよ。俺、女の子からはもてるんだぜ。ルックスは自信あるし成績もトップ維持してる。女の子には優しいしね」
顔を見上げる確かに優等生らしい知的なそれでいて魅惑的な顔をしている。これで女の子に優しいのなら確かにもてるだろう。
「なら、彼女には不自由してないでしょう」
「でも普通の子は物足りない。どう俺と決闘で一勝負しない?」
「勝てないかもしれない勝負はしたくないの」
「それは賢いね」
「それに…恋人はいないけど伴侶になる人はいる」
「それは興味深いね。どんな人」
「人里離れた家で錬金術師をしている。親に捨てられた私を拾ってくれた人で私の傷も癒してくれたわ」
「20人以上を殺した強姦事件だね」
「知ってて近づいてるの。物好きね」
「どうやって癒してもらったの?」
「…抱いて…」
「確か三年前だろ九歳のはずだ。それは感心しないやり方だど俺は思うけどね。ただごまかされたんじゃない?彼は自分の拾ってきたものを汚されたのが面白くなくてただ抱いたんじゃないの?」
「そんなことない…ちゃんと愛されてるわ」
「ちなみにいくつ」
「28歳」
「まー射程距離内だけど…子供を拾ってきて伴侶になれとは強引だよね。しかも傷ついた君をさらに傷つける。言葉巧みにだまされてると思うよ」
「…誰でも拾うわけでも、だれでも抱くわけでもないわ。彼は私だから抱くのよ。前世の記憶が残ってて常に私を探し続けてるわ」
「かわいいね。それを本当に信じてるの。騙されてるとは思わないんだ」
「私の記憶に残ってる部分があるし、彼の私への成長の記憶は確かだわ」
「信じてるんだね。じゃあ引き下がるから最後に口付けさせてよ」
「いやよ。もう他の人の口付けは受けない」
「ふーん。怖いんだ。全然癒されてないじゃん。どうせ20人にやりまくられた安い体だろう?愛してやるって男の口付けも受け入れられないようじゃ彼の仕事もお粗末なものだね。やっぱり抱きたかっただけじゃないの」
「…それが好きな人に対する言葉なら貴方こそ偽りの愛だわ…消えて」
「いいよ。今は消えてあげる」そう言ってライゼルは消えて行った。





「ここよ、ここ」
「ここ」
「ここだわ」
「いるいる」
「いた」
「いた」
「な、なに?」
あまりのことにびっくりするミラー。
空き教室に二人組みが来ることは多くとも、女がぞろぞろと入ってきたことは今まで経験がない。しかも、自分を探しているらしい。
「風よ音をさえぎれ」
「大地よ扉を外からの開閉を硬く閉ざせ」
「さぁ、始めましょうかミラーさん」
「な、なにを?」
「い・じ・め」
ミラーは杖を取り…後ろから取り上げられる。
「なんのつもり!」
「こうするの」
いくつもの手がミラーの服を脱がしていく。
「ちょ、ちょっと何のつもりよ」
「炎よ手にした衣類を燃やせ」
「私たちなんてね。ライゼル様に抱いてもらいたくても、抱いてもらえない子も沢山居るのよ。それを口付け一つ断るなんて許せない。変わりに私たちが遊んであげるわ。女の子同士ですものね」
と笑う集団。
「風よ突風を巻き起こせ」
逃げるミラー。いくつもの手が伸びてひっぱる。
「風よ突風を止めよ」
誰か高いレベルの魔術師が居る。いきなり押し倒されて口付けされる。いくつもの手と唇が伸びて、胸を腰を首を、そして密所を愛撫される。30分もたった頃だろうかトントン、トントン、トントンと三度叩く音。女の子が走って扉を開ける。とライゼンが入ってくる。
「楽しんでるかい?」
『はい。ライゼン様』
そろった声。
「君がいいな俺のを立たせて」
「かしこまりました」
そう言うと女はライゼンのものをくわえ始める。
「女の子ってのはテクニシャンだろう?男より余程感じないかい。ミラー」
何も言えないミラー。
「でもこの子さっきから一度もいってないんです。不感症なのかしら」
あまりの出来事についていけてないミラーだった。30人近い女に襲われて感じてないわけがない。それよりも嫌悪感の方が勝っているだけだ。30人約一クラス分の女を掌握しているのだ。この男は。そして指でもなく舌でもなく男のものが挿し込まれる。人間は神を仰ぐ。神が本当にいるならお願いだから耐えさせて。後一年半卒業までかかる。力よ暴発しないでここで暴発したら何人の犠牲者がでるかわからない。ミラーはただ耐えてた。女の愛撫にも男の上下運動にも既に何も感じない。ただ気が遠くなるだけだった…




気がつくと誰も居なかった。気を失っておもしろくなくなったのか、それとも最後までいってやめたのかもわからないが、わからないが…妊娠の検査はいるだろう…カシオネが最悪を体験していると言った。悲痛の声が耳につく。動こうとして体中の痛みに気がつく。張り付いているのは蝋…一番の違和感は膣。起き上がると蝋燭を引き抜いた。気を失っていて正解かも知れない。また体の自由が効かない。ふらふらになりながら、羞恥心を堪えて裸体のまま医務室まで向かった。治療が終わると服を着せられ先生が呼ばれてまた頭の中を覗かれる。
「これはライーリゼアンですね。それと取り巻きの女の子たちです。誰もが品行方正で問題を起こすような子じゃないのですが…ミラー何かしましたか…」
「私は何もしてない!品行方正?あれが?だったら私の頭の中にあるものは嘘だとでも?」
「ミラー、幻想を見たわけじゃないわ。現実に起きたことよ。それは認める。原因はなに?」
「身に覚えがないわ。ライゼンと名乗ったそいつをふったことぐらい…」
「ふられたぐらいでこんなにひどい目にあうかしら?女の子には不自由してない子なのに」
「私だってそう思ってたわよ」
「貴方の言っていることがどこまで真実なのかそこまで過去読みしていい?」
占術の先生が呼ばれて過去が覗かれる。先生がミラーの事実を伝える。呼ばれて問いただされるがライゼンはそれには答えない。ミラーに向かって
「俺が本気なのはわかったろう?望むならもっと苛めてあげる。それがミラーの望む愛の形ならいくらでも」
「誰が何時そんなこと望んだのよ。私はそんなの望まない。一度だって」
「なら何故、犯されて。また犯されるような行為に甘んじた。君は苛められることで愛を感じる子なんだよ。だから喜ばしてやった。これ以上の愛があるか?あんな拾ってきた男に愛されてるお前がそれを証明してるじゃないか…」
「そんなことない。助けてよ…カシオネ」
「呼んだか、錬金術中にとばされて機嫌が悪いんだが」
「カシオネ=フォレスト…拾った男というのは貴方だったのですか?」
と先生。
「そうだよ先生。久しぶり」
ミラーを抱きしめる。触れる頭に手を乗せ記憶を見る。そして大きなため息。
「学校に飛ばされる特質上。黙っていたんだが呼ぶなら頼むから犯される前にしてくれ」
「だってだって」
「事実を教えてやるよ」
そういうと左の耳たぶを噛む。
「あうっ」
したたり落ちる血。切れた耳を舐めるカシオネ。ぞくっとして痛みと一緒に走る快楽
「ああっ、カシオネ」
「お前が否定してもその男が言うのは事実だ。その証拠に気を失うまで耐えたろう。どんな事されてもお前は耐える。他の奴がすることにはな。もっと言うなら実は耐えられない。俺以外の男に触れられるのはそれだけで嫌悪感しかうまない。俺の側でお前はそんな風に育つ。俺はサドスティックでお前はそれを受け止めるしかない。正真正銘、俺だけのものなんだよ。他の者に抱かれて感じたか?達したか?ありえない。お前は耐えるか壊れるかのどちらかだ。感じるのは俺の指先、舌触り、言葉そんなもんだ。助けを呼ぶ場面を間違えたな」耳を吸われる。
「あん、お願い、やめてカシオネ、立場が悪くなるよ。それ以上何も言わないで」
「なんでだ!普通の女なら俺に抱かれるだけで至福を感じるのに、そんな親父を選ぶのか!」
「私にもわからない。だけどカシオネの腕の中は安心する…」
そういうと気を失った。
「ミラー!思った以上にダメージが強いようねすぐにベッドに寝かせて」
「いや、連れて帰る。冬休みまで後3日だろう?欠席させる。先生いいな、連れて行くぞ」
「勝手にしなさい。死なせないでよ」
そういうとカシオネはミラーを抱いたまま消える。
「先生、何故奴をいかせる変質者だぞ!!生徒がどんな目に合ってもいいのか」
「彼は貴方以上の天才よ。そしてフォレストの人間だわ。簡単には逆らえない。そして貴方のした行為も許されることじゃありません。独房に四日入りなさい。女の子たちは別途罰を与えます。人一人死にかけてるのよ反省しなさい」




だがミラーが冬休みを空けて来る事はなかった。治癒玉をかけるカシオネ。「どうにか、間に合ったか」
とため息をつくカシオネ。それにしても現世は苦しい。ミラーが正気なのが救いだが……ひとの気配がする。囲まれている。この家も潮時だったか…どうせ最低限のものしか置いてない。前世で作った財産も現世で作った財産も別の場所に保管してある。今は動かせないミラーどうするか…。せっかく治癒玉を使ったばっかりだが……短剣を枕元から取り出す。迷わず短剣をミラーの胸に突き刺す。目を開くミラー。
「フォレストが来たの?」
びっくりして目を見開く。
「覚醒してるのかミラー…ミラー!」
ミラーはうっすら笑うと
「愛してる永久に…」
何故だ。やっと覚醒したのに俺は殺さなきゃならない…ミラーの短剣を抜く、自分に突き刺すカシオネ。
「なんだ、女さへ差し出せばフォレストに戻れたものを心中か」
「それが…でき…ないか…ら死ぬん…だ。ミラー…は俺…の…女…」
「ライゼンの奴、失敗したな。媚薬でもつかって抱き込むべきだったんだ」
「二度も汚れた女のために何故死ねるのか、全くもってわからん」




ミラーが登校しないことによって家まで訪問した先生は二人の死体をみつける。扉や窓は壊されており大勢のものが進入したのは間違いない。覚悟の上での心中か…




工房だけが魔法の鍵で硬く閉じられていた。


















転生編 5-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140505
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転生編 6-1
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