勝手がお好き!!~徒然満載

ゲーム依存症の創作好き

魔法使いになりたくて 転生編 4-1

「ミラー、私達チーラに食事一緒に食べようって誘われたんだ。ごめん。ミラーを一人残しちゃうけど行っていい?」
「いいよ。ミラーは平気だから。それより良かったね。魔法使いの友達やっとできて」
「うん!ありがと。いこーか」




ミラーは人間だ。近い血筋に人間が居る人たちと食事をしていたが、今年三年生の入学式と共にその子たちも魔法使いの子と食事をする機会に恵まれたらしい。それは悪いことではないので送りだす。
「おねえちゃんはミラー=レルゼンだよね?一緒に食事をしていい?」
と一回り小さい子が言う。と言ってもミラーは小さい。遜色はそんなにしないだろう。
「いいけど。ミラーは人間よ。変な目で見られてもしらないよ?」
「うん。俺、ミラーのこと全部知ってるよ」
「君一年生、今日入学したんだよね?なんでミラーのこと知ってるって思うの」
「くすくす。やっぱり覚えてないんだ。とりあえず、俺の彼女になって食事も学習も休み時間も休みもありったけの時間を俺に使って欲しいな」
「随分と勝手な話じゃない?ミラーはひと目ぼれでもされちゃったの?」
「生まれる月日は違うけど誕生日は夏休み終わってすぐだよね。人間学専行で今年で終わるので寂しがってる。人間って事で独りぼっちにされることも多いし、入学時にはかなり迷いに迷ってここへ来たよね。クリスマスには必ず金箱とるけど、夏休み前の水泳は苦手で、魔法言語が好き。数学、理科が嫌い。でも習うのは今年までかな?学習室は12号室、休みは土曜の午前中、これも変わってない?ミラーは三年生だよね。来年は何選考するの?やっぱり夢を見て魔法使いを目指したの?ああ、俺はカシオネ=フォレストで錬金術師さ」
「…夢のことなんて親にも話してないと思うのに…」
「じゃあ専行は魔方言語、攻撃魔法、技術魔法、幻術、かな?」
「君、何者?ミラーのことそんなに知ってるなんて」
「さっき言ったろうカシオネ、錬金術師さ。ミラーは前世って信じる?今が現世。生まれ変わる前が前世。俺は全ての前世を背負ってる。信じる?」
「信じたくないけど、君は知りすぎてるわ。私の事…そうだ。君が前世を知ってるならこれがなんだか解る?」
上着を下着ごと胸まではずす。そこには前世で彫られたカシオネの剣があった。
「胸、しまっていいよ。おかしいとは思ったんだ皮膚細胞の修復薬を飲んでも消えなかったから。俺はどうやら魂にそれを彫ったらしい。俺が前世でつけた傷だよ。そしてこれから何度生まれ変わっても消えないと思う…」
「このあざのせいで親が不気味がるの。悪魔の申し子だって、だから魔法学校へも捨てられるように放り込まれた」
「それは…ごめんね。もうひとつ謝りたい事がある。君の前世で君をとてつもなく苦しい死に方をさせた。自分で自分の心臓を君は止めて終ったんだよ。俺は例え戦場で生き残ったとしても君を殺していくべきだった。例え足手まといになっても戦場に連れて行くべきだった。ずっと側に置いといたのに、たった一度突き放したことが君に最悪の死をも選ばせた…ごめんね」
「そんな前世のこと謝られても、ミラーわかんないよ」
「そーだよね。それもごめん…親に捨てられて何処で生活してるの?」
「人間界のホテルだよ。親も完全に捨てるには世間体が気になるみたい。そろそろ急いで風呂に入らないと混みだすよ」
「あー、ほんとだ。入ってくる」




「君、本気なの学習室でまで隣を陣とって?」
「夕食の話を聞いても信じない?」
「前世の話はわかったよ。そうじゃなくて、ミラーの彼女になりたいって話」
「本気だよ。何故?」
「まだ、ミラーは三年生だよ?君は一年生。考えても早すぎる。他に好きな子とかできるかもしれないし、前世に捕らわれる必要もないでしょう?大体、君はミラーのこと呼び捨てよ。ミラーのが二つも歳上なのに」
「…ミラーさん。じゃあ彼女でなくていいから、側にいさせてほしい。できる限り。駄目かな」
「いいけど、なんでミラーにそんなにこだわるのかな。それで幸せになれるわけでもないのでしょう?」
カシオネはズキンと胸が痛くなる。幸せにできてるなら俺はもっと強引な人間だ。幸せにできないからこだわるのかもしれない。ミラーはもう勉強に入っていた。カシオネも勉強に入る。とりあえず学年だけでもミラーに並ぶんだ。




土曜の休みに連れてこられたのは牧場だった。これも変わってない。安心するカシオネ。そしてすぐに眠ってしまうミラー。余りの変わりの無さに、長い間、腹を抱えて笑っていた。そして真面目な顔になり、ミラーに気付かれない優しさで口付けをする。
「おやすみミラー…」
とくん、とくん、とくん、温かさと心地よさがある。親にもまともに抱かれたことないのに気付けば一年小僧が抱きついて寝ていた。しばらく心臓の音を聞く。とても気持ちいい。この音は知っている。理屈じゃなく体が覚えてる。この胸の剣と一緒なのか。魂の記憶なのか。でもね、君には幸せになるためのもっとふさわしい人がいると思う。ミラーはそう思いながらカシオネを起こす。
「ミラー…さん」
「一週間、お疲れ様。とても疲れてたんだね。起こすのかわいそうだったけどお昼そろそろ食べに行かないと食べそこねちゃうよ」
ガバッと起きるカシオネ。
「立場が逆だよ。普通は男が起こさなきゃいけないのに。ごめん」
「いいよ。食べに行こう」
「ああ、いこう」




二ヵ月後には既に二年に飛び級してきたカシオネだった。
「君は…そんなに頭いいのに、君じゃ失礼だよねカシオネ君は頭いいのね。普通の領域超えてる。なのに、やはりミラーにこだわるの?」
「当たり前だ。何回学校をでてると思うんだ。想像以上だぞ。だけどミラーさんがいなければどれほどの知識も体術も意味がなくなる。俺たちは来世でもいっしょにと約束しあったんだ」
「カシオネ君って生意気でおませさんで大人っぽいよね」
「体だけ子供なんだ。心と頭は大人のまま残ってる」
「大人のまま?」
「だから飛び級くらいはなんともないってこと。ミラーさんと一緒に居られるために身につけてきた全てだ」




冬休みが開けてカシオネが聞く。
「ミラーさんは修復の呪文使える?」
「一応、使えるけど?」
「なら付き合って欲しい場所がある」
そして森の中にずんずん入っていって小屋がある。
「小屋が木の上にあるね。修復は必要なさそうだけど誰か居るみたい」
それを聞いたのだろう。上から顔をだす。
「なんだ餓鬼か。ここは餓鬼には深すぎる森だ。迷子になる前にとっとと帰れ」
「あの人、上着着てないね。なんでだろう。カシオネ君?」
「あの女…殺しとくべきだったんだ…俺の聖地を汚しやがって…」
「カシオネ君?殺すって?聖地って?汚すって?カシオネ君?」
呼ばれても返事をしない、ただ震え…泣いている。
それを見たミラーはカシオネを抱き寄せながら、さっきの人に声をかける。
「お兄さんたち!ここはこの子にとってとっても大切な場所なの。返してあげて。お願い」
とミラーが声を張り上げる。
「馬鹿言え、俺達の方がずっと先に使ってるんだ。しかも10年生以上は誰でも知ってる穴場さ。使える事だってラッキーなんだ。やり方も知らない餓鬼の居場所じゃないんだよ、とっとと帰れ」
カシオネの力が暴発する。土嵐がおき小屋が揺れるミラーも石にあたりながら「カシオネ君。落ち着いて、カシオネ君!」
「うざいんだよ。大地よ嵐を止めよ」
それで止まってしまった。餓鬼の体じゃ暴発さへも止められる…泣き崩れるカシオネ。それを無理やり立たせ、引きずるようにその場を去る。娘がそこを使ってたことを知らないカシオネは自力で歩きだし
「あそこは長いことミラーと俺だけの場所だったんだ。誰も知らない稚拙ながらも愛を育んだ場所だったんだ」
「時間がたちすぎたのよ」
ビクンとするカシオネ。また涙があふれ、ミラーが木の根っこに座りカシオネを座らせる。
「なんでも何度も繰り返せば同じ様にはいかないわ。そんなに捕らわれないで、カシオネ君はもっと自由でいいの」
突然ミラーに口付けするカシオネ。舌を入れていく。抵抗するミラー。カシオネは力負けして押し倒される。カシオネが泣き顔で笑う。
「ほら自由にならないことのが多い。今の俺は無理やり押さえ込んで口付けをすることもできない餓鬼だ…だけど自由になんてなれやしない。幸せなんてなれやしない。俺が一人で生まれたときどうしてるかわかるか?ミラー…女を作りまくって、そん中から伴侶を選んでも結局別れちまう。仕事は殺し屋だ、傭兵だ。荒んだ心がさらにささくれ立つ。慰めにもなりやしない。放浪して結局ミラーを探す。学校で会えないだけで、居たかもしれないと。人間の生活までして探し歩くんだ。いないってわかりきってるのに…。俺が一人で転生をするようにミラーもどこかで一人で転生を繰り返してるはずなんだ。その時の方が幸せなのかもしれない。俺と出会っちまうよりは、遥かに幸せかもしれない、わかってても探す。わかってても求める…餓鬼の今のミラーには難しい話だな。ごめん」
「記憶したから…一言残らず記憶したから今のカシオネの苦しそうな顔と一緒に全部記憶に残しとくから…今はごめん…カシオネが怖い」
「そうだよな。今の俺は怖いだろうな…ごめん」




「もう、勝手に席変えないでよ。怖いといったから側にいない事にはならないでしょう。カシオネ君は以外に臆病なのね」
「ミラーさん…ありがとう」
立って額に口付けをする。
「これなら怖くない?」
「うん、怖かったのはカシオネ君の表情よ。さっきはとっても怖かった…今は落ち着いてるみたいね」
「我侭言っていい?せめて俺だけは呼び捨てにしてカシオネと」
「…わかったわ。かなえれる願いはかなえてあげる」
「ありがとう。ミラーさん」
「私からもお願い。カシオネは心は大人でも体は子供なのよ?殺すとか、力の暴走とか体に良くない。泣いてもいい、しがみついてもだけど最低の感情は捨てて、カシオネにも子供の頃はあったんでしょう?」
「あったよ。生意気で自信家で誠実で努力家だった頃がね」
「なんか可愛くない子供ね」
「大人の評判は良かったけどなー」




ミラーが四年生になると同時にカシオネも四年生になっていた。二つ年下のカシオネは皆にフォレストという立場で嫌われて苛める者もいた。その現実に躊躇するミラー。授業の合間は声一つかける余裕がなかった。食堂や学習室に行くと二人の会話は始まる。
「ミラーさんはガーディアン志望?」
「騎士でもいいかなと思ってる。だから成績下げれないのよね」
「狩人になる気はない?」
「かりゅうど?」
錬金術にはいろんな生き物の狩りや採集が必要なんだ。俺も自分で集めるけど、お金は払うから専属の狩人になって欲しい」
「それってプロポーズ?お金払ってくれるって事は雇用主かな…」
「あっ…ごめん。また、焦りすぎだね。でも違っていいよ。あくまで専属。俺、ミラーの決めた伴侶と一緒でもいいよ。生涯を見届けれるならどんな苦痛にも耐えるから」
とカシオネは笑う。
「カシオネ…」
ミラーの胸がチクリ痛む。幸せになるってなんだろう…




休みの日は空き部屋を探してくつろぐ。先輩との接触率も高く、ミラーも五年生になると、なにしてるか想像がつく歳になっていた。
「最近ね。クラスメイトがいつも一緒にいるけど彼氏なのって聞いてくるの。違うよっていうと貰っていいって。カシオネは物じゃないんだから本人に聞いてよって言うけど、カシオネが呼び出されてるのを見ると胸が痛くなるの。これってカシオネのこと意識しすぎだよね」
「俺としたら嬉しい反応だけどね。ミラーさん本当に俺の彼女になる気ない?そしたらそんな思いせずに済むよ」
「なんで?」
「そうだね、例えば、俺は九歳になった」
両手を掴んで壁に押し付ける
「逃げれるか試してごらん」
「え、んー、んー、凄い力。動けない。なんで毎朝やっている運動量は同じなのに」
「俺、成長期前だからね。力の差はもっと開くよミラーは小さいし俺は大きくなる予定だから」
「どれくらい?」
「いつも180は楽勝で超えてる」
「ひゃーっ」
「このまま口付けしていい?嫌悪感、感じたら舌をかめばいい」
「やだ、カシオネ、拘束をやめて」
「俺としたらそのままのが好みなんだけどね」
そういうと両手を離す。うなじを持ち上げて顔を傾け口付けをする。
「ミラーもっと全体の力抜いて、特に唇」
カシオネの口付けは九歳のそれではない。舌をかむどころじゃない。受け止めるだけで必死だった。そしてカシオネが笑う。
「大丈夫だね。手加減はしてあげてるけど、嫌じゃなかったみたいだね気持ちよかった?」
「うん…恥ずかしい、はしたないけど…嫌じゃない」
「嫌だったらね舌が入ってきた地点で寒気がするよ。彼女になってミラー」
「…うん…」
そしてもう一度口付けをする。カシオネの口付けは癖になりそうだった。




三年という月日を一緒に過ごし、やっと彼女までこぎつけたカシオネは安堵と疲れの両方がでていた。何も11歳の子に舌までいれる必要はない。ただ自分の欲情だけだった。子供の頃の自分を思い出す。傷つけたくない。それだけでよく20年も我慢したものだと。そしてそれが普通の愛し方だ。なににしろ自分が年下なのがこんなにもどかしいとは思わなかった。二歳の差が非常にもどかしい。男の体になれるのに後、何年かかるだろう。そしてミラーは待っててくれるだろうか…




六年生になったときだった。七年生に呼ばれて森を散策しないかと誘われたらしい。カシオネ以外から声かけられたのは初めてで、少し、はしゃぎぎみででかけて行った。カシオネも相手が13歳なら無理なこともしないだろうと思い気を許す。夕方になっても帰ってこない。森を探し回ると気を失ってる男とほうけているミラーを見つけた。
「ミラー、ミラー、しっかりしろミラー」
と頬を叩く。しばらくして
「カシオネ、カシオネ、カシオネ」
としがみついてくる口についた精液と嘔吐した白い液体が何をされたのか物語っていた。男のものをくわえさせられたのだ。先生には連絡しといたからすぐにも探し当てるだろう。ポケットから布を取り出し口を丁寧に拭いてやる。そこへ先生がやってきた。
「ロルドを気絶させたのはミラー貴方なの?何故そんな真似を?」
カシオネが嘔吐物を指す。
「口は今、俺が拭いた」
「はい。幻覚で大群の毒蜘蛛に襲わせました」
「ロルドに襲われたのはいつ?」
「昼前だと思います」
「今までずっとなにしてたの?」
「ミラーは来たとき正気がありませんでした」
「そう、辛いかもしれませんが記憶を見させてもらいますよ」
「はい」
「だいたいわかったわ」
「カシオネ、ミラーを医務室へ」
「ロルドは私たちが」
そう言って医務室へ全員で行く。
「ミラー貴方も軽率すぎました。これからは充分気をつけるように」
「はい。先生」
カシオネが席をたとうとすると、ミラーの手がカシオネの服を掴む。
「学習室を片付けたらすぐ戻る」
カシオネはすぐ戻ってきた。薬も手にしている。
「先生、幻覚除去剤です」
医務室の先生が
「それは助かるわ」
と言って薬を飲まそうとするが意識がないままだ。先生は自分の口に含むと口移しで飲ませていた。
「医務室の先生も大変だ…と目をまるくするミラー」
「俺も同じ事するけどな」
「カシオネは男の人とも口付けするの」
「薬の節約のためにね。いやかい?」
ミラーは首を振る。
「ミラーこそ、こんな目にあっちゃって。もう口付けなんてできないよ」
とミラー。カシオネはカーテンを閉めて
「できるよ。そんなに落ち込まないで。最悪は回避されたのだから俺がいくらでも清めてやるよ。でもこれでわかったろう。もうお遊びで男の子とデートできる年齢じゃないことは…俺も相手が13歳だからって気を許しちまった。ごめんね」
ミラーは首を振る。
「どうなったのか記憶だけ見せて…いい?」
「…みたら嫌われちゃう。汚いことされたもの。もう本当に口付けもできないよ」
「ミラー定めは変えられないんだ。変えるのはすごく難しい何度生まれ変わっても同じような目に合う…それはミラーのせいじゃない」
そう言うと魔法をかける。男と何があったかはっきりとする。
「動きを封じられたんだね。まだまだミラーは決闘が弱いから仕方ないとして、光がもう暴走しだしてるのは問題だ。光でよく殺さずに済んだ。そのおかげで今回は幻覚の魔法が使えて最悪を免れたけど…ごめん力の使いすぎ眩暈して眠たい…」
カシオネは倒れてしまった。起きたらカシオネもベッドに寝かされていた。深夜である。
「ミラー、起きれるかい」
「昼間のことがショックで眠れない」
カシオネはかた膝をベッドにかけると頭一つ高い部分からミラーを見下ろす。あごを持ち上げて口付けをする。激しく執拗に唇を吸い舌をからめ、なかなか離れない離れたときにはミラーは恍惚としていた。
「ミラーお休み」
そう言うと寝床をととのへ、ミラーのベッドに滑り込む。朝来て見ると二人が一緒に寝ているのにびっくりした先生だったが、幼子のように気持ちよさそうに寝ているので朝食までそっとしておいた。朝食になり二人は起こされて食事にいった。
「ミラー、カシオネに口付けされてからの記憶がない…」
「ああ、そこまでしたからな当然だ。そのまま一緒に寝た。その方がおちつくと思って」
「頭でぐるぐるしていたものがみんなどこかに溶けちゃったみたい…ありがとう。カシオネ」




クラスメイトがクスクスなにか笑っている。あからさまにミラーを指すものもいてなんだか感じが悪い。男の出る話でもないので、その時はカシオネは黙っていた。学習室で勉強する。ミラーの勉強速度が遅い。
「昼間のこと、落ち込んでるのか?」
「聞いてたの?やっぱり皆、きてる年齢だよなって」
「ミラーは成長が遅い。13歳になれば始まる」
ミラーがカシオネを見ながら
「本当に何でも知ってるのね」
「知ってなきゃ抱けないだろう。俺たちはそういう関係だった」
「いつから」
と真っ赤になりながら聞く。
「今は俺のほうが年下だ。待ってろとしか言えないし、過去のことは教えたくない」
「わかった…けど何故」
「性癖だよ。俺は苦しむの楽しむ。年上に生まれてくると強姦してるのと変わらなくなる。この前、経験したことを俺がやる…」
「過去のミラーは受け入れるの?そんなカシオネを…」
「お前も受け入れるさ」
「ミラーは嫌だ。そんなの」
「言ってろ。今のうちだけだ。教えたくないと言ったろ」
「ごめん…」
そう言って勉強に戻る。











転生編 3-7
http://sns.atgames.jp/diary/26078337




転生編 4-2
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140503
http://sns.atgames.jp/diary/26146293


























1
http://sns.atgames.jp/diary/24196318

4.5
http://sns.atgames.jp/diary/25535835

17
http://sns.atgames.jp/diary/24672222
本編終了 継続あり

上級生偏
25
http://sns.atgames.jp/diary/25010325

30.5
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140207

白魔術学校偏
32
http://sns.atgames.jp/diary/25217523

35-カシオネサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25239873

社会人偏
36
http://sns.atgames.jp/diary/25246894

38-エンジェルサイト
http://sns.atgames.jp/diary/25261610

交流偏
39-1
http://sns.atgames.jp/diary/25291614

39-ミラーサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25291670

39-カシオネサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25291779

67終
http://sns.atgames.jp/diary/25623256

外伝 エンジェルとトワイヤル
http://sns.atgames.jp/diary/26180037

カルラナ偏
68
http://sns.atgames.jp/diary/25732810

82終
http://sns.atgames.jp/diary/26017036

転生編1-1
http://sns.atgames.jp/diary/25652393

転生編2-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140222

転生編 3-1
http://sns.atgames.jp/diary/25821996

転生編 4-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140502

転生編 5-1 
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140505

転生編6-1
http://sns.atgames.jp/diary/26171558

転生編 7-1
http://sns.atgames.jp/diary/26184654

転生編 カシオネ
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140307

転生編 ミラー
http://sns.atgames.jp/diary/25771742

終章
http://sns.atgames.jp/diary/26215450