勝手がお好き!!~徒然満載

ゲーム依存症の創作好き

魔法使いになりたくて 転生編 カシオネ

女があえぐ空いた教室。防音の魔法はかけてあるが、もう品のかけらもないあえぎ方だ。口を押さえるあえぎを封じられた女は涙さへ流して耐える。そのまま頂点に達し女は失神した。口を封じただけで大げさなと自分の技の高さを無視して思うカシオネだった。




時期に卒業だ。フォレストに今更戻る気はない。金を稼ぐ必要がある。ミラーと静かに暮らす為に。それだけがカシオネの夢であり一人でも生きる理由だった。その為にカシオネは谷底に落ちた。ここ何回もの一人のときの転生は殺し屋をやっていた。錬金術師の殺し屋としては名高いフォーレム=アランド。それがもう一つのカシオネの顔になっていた。その顔をミラーに見せたことはない。




フォレストからは輪廻者…過去に捕らわれし者は不要と殺されるようになった。もともとミラーは最初は前世を背負い光の者でありながら堕胎したが為に殺されたようなものだ。フォレストも変わった名高き高潔な一族から、名高き恐怖の一族へ金になれば汚れ仕事から要人の警護までこなし、禁術さへも使いこなす一族へと変貌してた。フォレストに帰らないのは意地だけだった。ミラーを殺そうとした。時には殺してきた兄弟の末裔。それだけのことだ。それだけのことでフォレストへの帰還を拒み続けた。




「カシオネ、怖い顔になってる。私あえぎすぎた?」
「いや、女なんて同じようなもんだ。ただお前は俺の人形にふさわしい」
そう言うと耳を口で切り裂き血を舐める。
「もっと左耳もしてください。体に針を刺して、縄で縛ってお願いします」
「お前のその醜態どうにかならないのか?」
そう言いながら魔法で荒縄を出現させる。体を縛り上げ吊るし上げる。
「ごめんなさい。でもカシオネ嫌い?」
「いや好きだからこそお前をえらんだ。一日そうしてろ。誰か来て犯してくれるかも知れんぞ」
そう言ってカシオネは部屋をでていった。




寝る前に女を迎えに来ると、宴が始まっていた。吊るされた女を降ろして男が四人群がっている。魔術師学校の人間の体格も筋力も普通はたかが知れている。だが筋肉質な男たちだ。箒戦クラブか水泳クラブにでも入ってる連中だろう。カシオネを見つけた女が助けを求めるが薄ら笑いさへ浮かべて見物を決め込んでた。一回やり終えた男がこちらにくる。
「どうだ惚れた女を犯されてるのを見る気分は?男としちゃ情けないよなぁ」
とケラケラ笑う。
「ただの人形だ。どうとも思わないが、お前の減らず口は気にいらない」
立ち上がると蹴りをみぞおちに入れる。男は気を失った。それに合わせて男たちが一斉に立ち上がり向かってくる。
「心よ三人に深き眠りをもたらせ」
殴られる寸前で倒れる三人。女の縄をはずすと男どもを拘束する。
「何人にやられた?気分はどうだ」
「朝から彼らを合わせて16人。吐きそうだけど、悪くないわ」
「16人か、体が限界だろう寮に行って休め」
「口づけをして」
「他の男のものを加えた口にか?明日口を洗って出直して来い」
「…」
「どうした?」
「そう仕向けたのはカシオネでしょう。私は卒業しても伴侶で居たいと思ってるのに他の男にだかせて喜んでたのはカシオネだわ」
「じゃあ、よがりもせずあえぎもせずに耐えて見せたのか?喜んだ体はどっちだ。もともとその気があるくせに。それに伴侶は別にいる。お前には足元にも及ばない奴がな。一年限りの約束だ。人形ごときが無駄なこと考えるな」
「カシオネがなんと言おうとついていくから!」
首を絞めるカシオネ。
「殺してもいい」
手を離す。女は白目を向く寸前だった咳が止まらない。
「変な気を起こすなら側にいる限り毎日締めて、卒業と同時に殺してやる。死んでとりつきたきゃとりつけ」
そう言うと部屋から出て行った。四人が行方不明になり次の日、裸で拘束されているのを先生がみつけ医務室に運んだのは昼過ぎだった。女はあの日以来カシオネに近づかない。首に絞められた跡がしばらく残っていた。カシオネは違う女を見繕って卒業までをしのいだ。結局ミラーでなければ誰でもいいのだ。




カシオネが建てた特別な家がある。宝物庫だ。魔法で厳重に締められたそれは加護の魔法もかかっており普通では壊せない。そして建物隠しの魔法もかかっている。だれも気付かずにいる。ここに過去集めた金品は納められていた。
「ミラー、愛してる」
そう言うと宝物庫は開く。逆に言えばその方法でしかカシオネも開けられない。ミラーを失えば自然とこの建物は無用になる。いくらかの金の束をもってカシオネはフォーレムを名乗り殺しの仕事を始めた。鍛錬は怠らない。この鍛錬が来世でも役に立つことをカシオネは知っていた。魂の記憶がより早く鍛錬した体にもどすのだ。そして狩りをして錬金術をして殺しをしてフォレストが家を訪れることはない。フォーレムの館もまた魔法で隠されていた。




今年の入学式もミラーを待つ。たぶん恒例になっている儀式のようなもの。だけどミラーは来ない。見落とすはずもない。それほどまでに執着して生きてきた。何歳離れていようともみつけたら自分のものにしてみせる。そんな意識が自分にはあった。そして帰り道フォレストの人間に囲まれる。
「フォレストに帰るなら全て不問にしよう」
でなければここで死んでもらう。カシオネは問答無用で七色玉を投げた。そのまま大地の剣で切りにかかる。多少の呪文は抵抗できる自信があった。ざっと三人切り倒し、呪文を唱える。
「大地よ敵の心臓を石に変えよ」
だだっと六人が倒れる。抵抗しきった二人の男が重複呪文をかけてくる。
『風よ敵の心臓を切り裂け』
「風よ呪文を跳ね返せ」
二人は倒れた。
「ふーっ」
一人ならいいくらいまで倒せる力はついてる。問題はミラーを守れるかと何歳の時に敵に回るかだ…。




次の年もやはりミラーはいない。帰ると水晶球にメッセージが来ていた。指定の日に指定の場所に行く。
「そんな訳で母を事故死か自殺で殺して欲しいのですが…」
「金次第でなんでもやるが、無様な話だなお互い引けば上手くやれるものを」
「それが可能なら頼みません」
「恋人はいるのか?」
「母ですか?」
「お前だ」
「い、いません」
「25だろ。そろそろ作れ。だが丁度いい。俺を恋人と称して母に紹介しろ。その前に一度抱いてやる」
「いやです。私…まだ処女なんです」
「人一人殺す気なのだろう。それぐらい簡単に捨てられるだろう。俺は女に飢えてる」
「金銭の上に体を差し出せと…」
「そうだ、どうする?」
と笑う。
「…わかりました。自由にしてください」
「俺の自由にするとお前も死ぬぞ。苛めるのを生きがいにしているし」




「ああああっ。はぁはぁはぁ」
「これからがお楽しみだ」
「あっ、駄目。変になる!」
「勝手に壊れろ、依頼はこなしてやる」
「あん、いい、ああああっ…」
女は横たわる。やっと快楽から解放された。
「これで恋人として間違いなく紹介できるだろう」
家に連れて行かれる。
「私の恋人のレムさんよ。仲良くしてね」
「あの子にはふさわしい相手を私が探すわ。知らない間に恋人なんて許しません。いますぐ出て行って」
クスクス笑うカシオネ。
「餓鬼じゃあるまいし何から何まで上手く操作できると思うなよ」
「あの子は私の人生を無茶苦茶にしたわ。一生いいなりになる必要があるのよ。他人にはわからない」
「確かに俺にはわからんな。でも俺は貴方でも構わないんだぜ」
「へ?」
「熟女にも興味ある。恋人を寝取られるのは悔しいだろうなぁ。あんたの言うふさわしい相手にしたがうかもしれないぜ」
「私でもいいの?節操なしの坊やにあの子は惚れたものね。いいわよ。私はあの子が苦しむなら体験させてあげるわ」
「じゃあ、これ、飲んで。久しぶりでしょう?」
「なによこれ。媚薬を薄めてきた。感じやすくなるだろう?」
「必要ないわよ。そんなの」
「じゃあ、俺が無理やり飲ますよ?」
口に含んで口移しする。急なことなので母親は逆らえなかった。
「な、何これ体がほてってくる。欲しくて仕方なくなってくるわ」
「だから媚薬だと言ったろう。抱いて欲しい?」
「早く抱いて、今すぐおかしくなっちゃう」
「それでいい子だ」
そういうとカシオネは母親を抱きだす。娘はこの人は女なら本当にだれでもいいのだと影から覗きながら涙した。その日は媚薬が切れる半日中、母親を抱いていた。耳を塞いでも二階まで聞こえる母のあえぎ声。娘は泣きながらひたすら耐えていた。抱き終わると葉巻に手を出す母親。勧められたが断った。錬金術には天敵だ。二階に行って娘にあう。
「何泣いてる。本当の恋人にでもなれるとでも思ってたのか?三日だ死ぬまでに三日かかる。誰にも原因はわからないはずだ心臓発作で死ぬ。自然死だ。誰も何も疑わないだろう。金をよこせ」
「娘が涙をすすりながら金を渡す。これだけ自由になる金があるなら俺なら逃げるが…もう遅い毒は盛った後だからな。たしかに受け取った」
「もう抱いてくれないの?」
「当たり前だ客としての代償はもらった。もうお前に興味はない」
「初めてだったのに…」
「俺は始めての女は嫌いじゃない。俺の腕の中であえぐことを知り、絶頂を知る。その恍惚とした表情はまるで奴隷か人形を手に入れた感覚だ。悪くはなかった」
それだけいうと消えていく。
「奴隷か人形?」
女はまた泣く。だが約束通り三日後には母親は心臓発作で死んだ。自由になった。娘は自分が何もできないことを知る。母は体を売って自分を育てた。愛人の子。それだけの為にどれほどの嫌がらせを受けたかわからない。ただ不自由なく育ったことを知る。どんな仕事をしても続かない。結局娘も体を売ることで生計を得た。住み込みの場末の娼館。最低ランクだ。そこから這い上がるのは至難の業だった。これだけ金があれば俺なら逃げる。そう言った男の声が耳につく。




カシオネは何度目かのミラーを探しに駅に来ていた。そこそこ稼いだ。もうミラーに逢う事もないだろう。カシオネは40歳になろうとしていた。折り返しの人生はいらない。例えミラーと知り合えても自分の子供と変わらない人間だ。受け入れたからと言って求めても卒業する頃には55歳。力も衰えてる。それなら人生をやり直したほうがいい。湖に行く。奥に向かってどんどん沈んでいく。
「おじさん!!駄目だよ。命を粗末にしちゃ」
イラっとくるカシオネ。
「お前一人か?」
「そうここ穴場、とっておきの場所なんだ」
近づくカシオネ足をひっぱり湖に落とすと
「最悪の場所にしてやる」
いきなり顔を湖に沈める。何度も何度も水を飲んで息ができずに自力で立てないほどにして岸へ引きずってく。無理やり水着を脱がし口の中に自分のものを突っ込んで何度も上下運動をし立ったと思ったら女が咳をしてるのも構わず濡れていない女の密所に突っ込んだ。いかしてもやらない。ろくに感じさせてもやらない。ただ犯すだけ犯す。薬も飲ましてないのに中に放つ。嫌がる女を性奴隷にできるほどの技を身につけてるカシオネにはそんな抱き方も逆にできた。苦しませるだけの抱き方をしてカシオネは湖に入っていく。
「駄目だってば私の両親は生きたくても生きられなかったわ。自殺は駄目よ」
天をあおぐカシオネ。ぼろぼろにしてろくに動けないはずの娘がここまで歩いてきて止めるのだ。たまに居るこういう女が…カシオネは岸に戻り座りこんだ。女は水着を着て距離を置き一緒に座りだまっている。
「俺の名はフォーレム=アランド錬金術師にて殺し屋だ。助けたこと後悔するぞ」
「殺し屋…が何故死のうとしてるの?」
「衰えるばかりだからな後は…探しても探しても思い人は現れない」
「生き別れ?」
「存在するかもわからない」
「なにそれ、おじさんロマンチスト」
と娘は笑う。
「消えないのか?」
「おじさんより先に消えたらまた死のうとするでしょう」
「一回じゃ犯し足りなかったか?」
「犯されても生きてられるわ。でもおじさんは絶望しているでしょう」
「………」
ため息をつく。しばらく流れる沈黙。
フォーレムさんだっけ?家に来る。行く宛てもなさそうだし…」
「いいのか災厄を招き入れて、錬金術している俺の趣向は女を抱くことくらいだぞ。まだ餌食にされたいのか?」
「…抱きたければどうぞ。恋人もいないし、無くすものもないわ」
「…レムでいい。フルネームで呼ばれるのはまずい」
「そっか殺し屋さんだったっけ。私はカナカ。カナカ=レムイム」
そう言うと立とうとする。ふらふらしながらどうにか立つ。足はまだ震えてる。そこまで犯したはずだから当然だ。さっきどうやって自分においついたのかも検討つかない。
「杖は?」
「そんなものない」
「どうやってここまで来たんだ?」
「歩いて」
怪訝な顔をするカシオネ。
「魔法使えないの私。親に反発して学校行かなかったから。忙しい親は居たことなくっておじいちゃんに育てられたの」
抱き上げるカシオネ。
「道を教えろ」
30分ほどで森の中の家についた。驚いたことに工房がある。
「工房があるのか…誰のだ?」
「死んだおじいちゃんが錬金術師。使っていいよ。掃除はしてあるから、すぐ使えるはず」
「それはありがたい。気分が紛れる」
部屋に連れて行き寝かせる。その足で工房に入る。結構な材料がある。ありがたいことだ。カシオネは篭った。三日目カナカが入ってくる。
「ちょっとだけ邪魔するね」
と言うと横に来て水だけ置いていく。錬金術の事を理解している。ありがたいことだ。五日目カシオネは工房からでてきた。
「料理用意するね」
というと料理がでてくる。素材を生かした薄口の料理ばかりだ。錬金術師に育てられたというのは本当らしい。疑っても仕方ないのだが…
「お前はこれを飲んどけ。避妊薬だ24時間ほどしか効かないがとりあえず女が欲しい」
「五日も寝てないのよ休むほうが…」
「言ってる意味わかるな?」
「えらいもの拾っちゃったわ」
そう言うと薬を一気に飲み干す。机には薬ビンを置く立て掛けがきちんと用意されてた。
「持病があるのか?」
「よくわかるわね、気管支慢性炎症…この薬だけは自分で作れるわ。両親は騎士だったの。でも手元で育てられなかった理由。そしてこんな森の中で生活してる理由よ」
「そっか、抱かれたのはあれが初めてだったのか?」
「ううん。恋人が居たわ。別れたけど」
「ふーん。何故?」
「森の生活に耐えられなかったから」
食べ終わると
「俺の部屋は?」
カナカが連れて行く。
「この部屋使って。客間だから一応」
そう言うとひっぱられてベッドに放り出される。上着をぬぐとカシオネの筋肉質な肉体があらわになる。
「すごいね。殺し屋さんかぁ、鍛えてあるね」
カシオネはそれには答えず口付けをしてくる。カナカは自分の体が痙攣するのがわかる。口づけだけでいきそうなのだ。その舌が体中をはう、何度もいきかけながらカシオネのものを受け入れる。もう、絶頂がさざ波のように繰り返されそれは半地獄のようだ。途中で薬を飲まされたかと思うとその絶頂はつづく。もう狂うかと思った時、カナカは気を失う。
「抱き殺せるかと思ったが先に失神されてしまったな」
「レムすごい。こんな抱き方もできるんだ。こんなに感じたら他の男の人から…感じられなくなりそう」
「なりそうじゃなくなるだろうな。抱いてる数が違う」
二人の生活が続いた。
「見事な弓さばきだな」
「それだけが取り得なの。あとは自給自足だから何でもやるけど」
二人の生活はカシオネが寿命を全うするまで続くかに思えたが





ある日カナカは見てしまう。工房で一人泣いてるカシオネの姿を。
「ミラー、ミラー、ミラー………」
永遠に続くかと思ったつぶやき。カナカは愛されてないのはわかってた。それでもそんなに忘れられない思い人がいるのかと思うと心が痛んでカナカも扉をそっと閉め涙するのだった。




仕事だと言ったきり戻ってこない。やっと戻ってきたとき片腕は炭とかし体には何本もの短剣が刺さっていた。一刻の猶予もならない状態だった。治癒玉を持って来て割ろうとするとカシオネが止める。
「レム!死ぬ気…」
「治癒玉じゃ片手は回復しない。錬金術ができなくなるんだ。救いようがなくなる」
「なら再生玉を持ってくる」
片腕で引き止めるカシオネ。
「それより抱かせろ」
「これが最後だ」
「…レム」
カナカは覚悟を決めた。この人はミラーの元へ行くのだと。
「最後のお願い。一度だけでいい。愛して。はけ口でなく」
「そうだな…長いこと悲しませたな」
「愛してる…カナカ。そう言って口づけするとそのままカシオネのものがカナカの中に入ってくる。きつい。だが時間がないのもわかっていたので受け入れる。死ぬ間際、カシオネは中に放った。抜かれもせず朽ち果てる。カナカはカシオネのものが入ったまま涙して苦しんだ。




「カルネラ、おいで」
とカナカ。小さな足はやっと二足歩行できるようになったばかりだ。最後の最後でカシオネは大切なものを残してくれた。避妊薬を飲まされ続けていたカナカにとって死ぬ間際に放たれた精液は間違いなくカシオネの愛だった。小さな命が宿り自分を救ってくれている。何故レムがあれほどの傷を負ったのかはわからない。彼の腕をもってすれば避けられた事態だった気がする。やはり彼は彼女の元へいきたかったのか…。それとも特別な事態があったのかカナカにはわからない。




時間はすこし戻る。
「何故…殺す必要があったの?家に戻らないとはいえ、彼は家庭をもっていたのでしょう」
「だがカシオネ=フォレストは殺せと代々決まりごとのように決まっている」
「若いころはこっちが未熟だったが奴は50を過ぎてた。奴をころすのにはいましかなかった」
「殺す理由がどこにあるの!すでに遠い昔の長の意思だけが継がれているのよ。フォレストに戻らなきゃ殺せって理由にならないわ。フォレストをでている人間なんて沢山居る」
「長女、落ち着け」
「弟をいとこに殺されて黙っていろと!理由さへはっきりしないのにカシオネは殺されてるのよ」
「理由ならはっきりしている。カシオネは何度も生まれ変わっている。その証拠に奴は絶対的な能力をもって子供らしくなく生まれ、殺し屋になりフォレストを拒絶している」
「それは!貴方達が!」
「俺たちが何だ長女」
「…なんでもないわ」
「リネンダ…いい加減カシオネをかばうのはやめろ。どうせもう死んだ人間だ」
「お父さん…最初に過ちを犯したのはお父さん…貴方の方よ」
「力を持っていながらフォレストをでるばかりか敵対する。危険因子を排除することが間違いか?」
「貴方が心から愛してさへいれば回避できた問題だと、フォレストは人を道具として扱いすぎるあの日から…」
「あの日とはいつだリネンダ…」
「今は最初からよ。フォレストの歴史が教えてるじゃない」
「お前は過去に捕らわれすぎる傾向にあるな」
「なら敵に回す?殺してみる?」
と不敵に笑うリネンダ。
「いや、お前はフォレストの要だ。敵に回しても殺してもフォレストは滅びかねん」
「カシオネもいずれそうなるわ…」
「カシオネは死んだ」
「殺したの間違いでしょう」
「そういうと長女は退散した」
「あの娘の見る占術には何が映っているのだ…全く世話の焼ける」




フォレストはミラーを道具として見なかったときから、闇に一歩ずつ足を踏み込みだしたのを誰も知らない。今では強さと技術が売り物の錬金術師一家だ。長女は立場は変わらず名前は変わって守られてる輪廻者の一人だとも誰もしらない。そして数日後には死んでいった。















転生編1-1
http://sns.atgames.jp/diary/25652393




転生編2-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140222




転生編 3-1
http://sns.atgames.jp/diary/25821996




転生編 4-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140502















1
http://sns.atgames.jp/diary/24196318

4.5
http://sns.atgames.jp/diary/25535835

17
http://sns.atgames.jp/diary/24672222
本編終了 継続あり

上級生偏
25
http://sns.atgames.jp/diary/25010325

30.5
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140207

白魔術学校偏
32
http://sns.atgames.jp/diary/25217523

35-カシオネサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25239873

社会人偏
36
http://sns.atgames.jp/diary/25246894

38-エンジェルサイト
http://sns.atgames.jp/diary/25261610

交流偏
39-1
http://sns.atgames.jp/diary/25291614

39-ミラーサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25291670

39-カシオネサイド
http://sns.atgames.jp/diary/25291779

67終
http://sns.atgames.jp/diary/25623256

外伝 エンジェルとトワイヤル
http://sns.atgames.jp/diary/26180037

カルラナ偏
68
http://sns.atgames.jp/diary/25732810

82終
http://sns.atgames.jp/diary/26017036

転生編1-1
http://sns.atgames.jp/diary/25652393

転生編2-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140222

転生編 3-1
http://sns.atgames.jp/diary/25821996

転生編 4-1
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140502

転生編 5-1 
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140505

転生編6-1
http://sns.atgames.jp/diary/26171558

転生編 7-1
http://sns.atgames.jp/diary/26184654

転生編 カシオネ
http://d.hatena.ne.jp/MitamaToki/20140307

転生編 ミラー
http://sns.atgames.jp/diary/25771742

終章
http://sns.atgames.jp/diary/26215450